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古代エジプト人がミイラの防腐処理に使っていた植物は複数ありますが、タイムもその1つです。紀元前2000年ごろには既に現在のイラクでタイムの栽培が行われていたという記録があります。タイムの語源は「勇気」を意味するギリシア語の「Thymus」とされています。ギリシアの戦士は戦いの前の勇気付けのために、タイムの冠を頭につけたそうです。タイムは古代ローマ時代にも、薬やスパイスとして用いられていました。
タイムはヨーロッパでは、あらゆる時代を通じて料理に用いられてきたハーブですが、これはタイムの優れた抗菌特性が肉の腐敗を遅らせることが古くから経験的に知られていたからです。フランスでは、エスカルゴは木桶の中でタイムのハーブと白パンのみを2週間与えて腸内をきれいにした後に調理されています。
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