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フランキンセンスの名前は中世のフランス語で「本当の香り」「質の高い薫香」という意味の「フランク・エンチェンツ」に由来しています。別名で「オリバナム」「乳香」とも呼ばれています。オリバナムはラテン語で「レバノン産の油」という意味の「オレウム・リバヌム」からきています。「乳香」は中国語で、この木の樹皮に傷を入れると染み出す芳香性の乳白色の液体(オレオガムレンジ)に由来しています。この液体が固まって琥珀色の樹脂になったものから、エッセンシャルオイル(精油)が抽出されます。
フランキンセンスの樹脂は、最も古い時代から薫香を得るのために使われていた物質であると考えられています。現在でも、インドや中国の寺院や祭壇で使用され、落ち着きのある香りを周囲に漂わせています。古代エジプト人は、薫香以外にも、女性のフェイシャルパックの原料やミイラの処理の際にフランキンセンスを使用していました。イエス・キリストが誕生したときに、東方の三博士が黄金、ミルラ(没薬)と共にフランキンセンスを贈り物として捧げたことは有名な話です。当時フランキンセンスは黄金と同等の価値を持つぐらい貴重なものとして取引されていました。
現在ではフランキンセンスのエッセンシャルオイル(精油)は、香水の保留剤として利用されています。
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