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アンジェリカのハーブはヨーロッパで古くから利用されてきた植物です。天使(エンジェル)がその秘めたる力を人間に教えてくれたという言い伝えから「アンジェリカ」という名前がつきました。別名で「精霊の根」(ホーリースピリットルート)とも呼ばれ、神聖な植物として扱われていました。アンジェリカは、中世時代には薬草として最も重視されたハーブの1つで、17世紀にはイギリス王室の処方薬に加えられました。ペスト大流行の際には、薬草として使われるとともに、医者が自分の身を感染から守るために、患者訪問の際にアンジェリカの根をかじりながら歩いたとされています。カトリックの修道院でも、庭でアンジェリカを栽培して、薬を調製していました。ハーブティーとしても飲用もされるほか、アンジェリカのエッセンシャルオイル(精油)は、シャルトルーズ酒、ベネディクティーヌ酒などフランスの有名なリキュール類の香り付けにも利用されています。
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