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ジャスミンは、6メートルほどの高さまで生育する常緑の潅木で、美しい香りを周囲に漂わせる白い星型の花を8月から10月にかけて咲かせます。中国、インドにまたがるヒマラヤ地域が原産とされていますが、現在では世界中で栽培されています。素晴らしく魅惑的な花の香り故、非常に古くから人の手によって栽培されてきた植物です。エッセンシャルオイル(精油)の生産は、エジプト、フランス、インドで特に盛んです。
1トンもの花(約800万個分)から、わずかに1kgのアブソリュートしか採れないため、非常に高価となっています。年間生産量は、世界中のものを総計しても、5トンから6トン程度にしかならないといわれます。
一方で特に香水産業において需要が高く、高価なことから、他の精油で偽和したものや、化学的に合成した「ジャスミン」も大量に流通しています。アロマテラピーで使用する場合は、必ず信頼できる100%のものを使う必要がありますので、注意してください。
ジャスミンは、日没後に内部で化学的な変化が起こって香りが強くなるため、ジャスミンオイルを生産するための花は、夜間にたくさんの人手を使って摘み取られます。日中に摘み取っても良い香りのするオイルは得られません。このことが、ジャスミンの生産コストをさらに一層高いものにしています。
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