アロマのやさしさ スキンローション開発物語

5. ヘチマ水の安定化 活性炭と精密フィルタでの除菌

ヘチマ水は植物素材の中でも、化粧水の成分として優れた特性を持っていますが、天然の状態では「常在菌」などの不純物が含まれています。これを完全な無菌状態にしなければ、安定性の高い化粧水を作ることができません。「アロマのやさしさ スキンローション」では、薬品を使わない独自の活性炭処理方法により、ヘチマ水の無菌化と精製を行っています。

「常在菌」はヘチマ水が単独の状態で保存されている間は、他の菌の繁殖を抑えて、ヘチマ水を安定させる働きをしています。ところが、製造のために他の成分と混ぜ合わせた途端に繁殖を始め、化粧水を腐敗させる方向に働いてしまいます。

このため、必ず「製造直前の段階で」「その日に使用する分だけ」処理をしなければなりません。一度に大量の処理ができないため、手間とコストがかかりますが、安定した商品を作るためには不可欠な工程です。

活性炭と精密フィルタでの除菌

活性炭と精密フィルタでの除菌

ヘチマ水を製造釜に注ぎ一定温度に温めた後、活性炭を投入して攪拌します。活性炭には無数の細孔(微細な穴)が表面に空いていて、菌や不純物がこの穴に徐々に吸着していきます。温度が高すぎると、ヘチマの中にある有効な保湿成分が損なわれてしまいますが、逆に低すぎると菌の吸着が不完全になります。かき混ぜる時間も同様に、長すぎても短すぎてもよくありません。開発時のテストから得られたデータに基づき定められた時間と温度を厳密に守って、処理を行います。

菌などの不純物を活性炭に吸着させた後、今度は2種類のフィルタを使って活性炭を取除く工程に入ります。1つ目のフィルタにまずヘチマ水を循環させて、大部分の活性炭を取除きます。次に「メンブランフィルタ」というフィルタにヘチマ水を通します。このフィルタは医療現場での除菌にも使われている精密なもので、菌などの微生物も完全に捕らえることができます。メンブランフィルタを通ったヘチマ水は無菌状態になり、完全にクリーンで安定したものに生まれ変わります。

菌などの不純物を活性炭に吸着させた後、今度は2種類のフィルタを使って活性炭を取除く工程に入ります。1つ目のフィルタにまずヘチマ水を循環させて、大部分の活性炭を取除きます。次に「メンブランフィルタ」というフィルタにヘチマ水を通します。このフィルタは医療現場での除菌にも使われている精密なもので、菌などの微生物も完全に捕らえることができます。メンブランフィルタを通ったヘチマ水は無菌状態になり、完全にクリーンで安定したものに生まれ変わります。

活性炭と精密フィルタでの除菌

活性炭と精密フィルタでの除菌

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