インドの寺院でも使われている深淵な木の香りは、心を深く静めてくれます。フランキンセンスと並んで、緊張を解きほぐしたいときに最もおすすめの精油です。男性の汗に含まれる成分と似た物質が含まれています。年月とともに質と香りが向上する数少ない精油の一つです。香り立ちが弱く多く使いがちですが、定着性があるため少量づつ使うようにしてください。インドのマイソール産のものが最高級とされています。
エピソード : サンダルウッドは、主産地であるインド文化において深く親しまれてきた植物です。薫香が瞑想時に使用されていることからもわかるように、心を深く静めてくれる香りがします。サンダルウッドの精油はインドのアーユルベーダーでは、古くより扱われおり、宗教的儀式や死体の防腐処理などにも数千年前から使用されていたようです。木材は木彫りや寺院の彫刻として使用されています。
植物 : 自分の根をほかの木に定着させる「寄生樹」で、かたい緑の葉とピンクの花をつけます。樹齢50〜60年程度の成熟した木の中心部分(心材)から精油は採取されます。材質のもっともよい部分は通常タンスなどの家具の材料となり、その削り残りが蒸留されます。現在では貴重な植物となっています。インド政府は、1本伐採したら1本植樹するよう法律で義務付けています。20kgの木から1kgの精油がとれます。
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